スマホの次の時代が来る?「ボイステック革命」で分かった音声の可能性!クラブハウスブームは始まりに過ぎなかった…[書評]

引用:Amazon

クレノアキ
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どうも!書評ブロガーのクレノアキです。

この記事では、

  • 書籍「ボイステック革命」にはどんなことが書いてあるの?
  • ボイステック革命って何?
  • スマホの次の世界ってどんな感じ?
クレノアキ
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という方のために、書籍「ボイステック革命」を読んで知り得た、

  • ボイステックとは何か
  • これまでの、「人と情報の接点」の移り変わり
  • 「音声」が「楽に情報を得たい」という欲求が行きつく、究極の形である理由
  • 「声」に秘められた魅力と可能性

を紹介します。

多くの人がボイステック革命の予兆を捉えてはいるものの、

実際に何が起こっているのか、なぜ今こんな流れが生まれているのか理解している人はそう多くないように見える。

しかも、この革命の規模や影響範囲を、過小評価している人が多い気がしてならない。

この革命は、情報と人のあり方を思い切り変える、スマートフォン登場以来の大きな変化だ。

引用:ボイステック革命「はじめに」より

この本に興味を持ったきっかけ

僕がこの本に興味を持ったきっかけは、Youtubeで公開されていたある1本の対談動画です。

引用:鴨頭嘉人のビジネスYoutube

この本「ボイステック革命」の著書で、音声プラットフォーム「Voicy」の創業者である緒方憲太郎さんと、

Youtube講演専家として活躍されている鴨頭嘉人さんの対談なのですが、それががめちゃくちゃ面白かったんです。

クレノアキ
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書籍「ボイステック革命」で書かれていることを題材に、二人の実業家が語り合う「音声の未来と可能性」は聞いていてとてもワクワクする内容でした。

クレノアキ
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スマホアプリ「Voicy」は以前から利用していて、色々な方々の配信を聴いていたのですが、情報を得るためだけに使っており、「音声」で情報を発信する魅力には全く気づいていませんでした。

対談動画だけでは飽き足りず、

「音声の未来や可能性について持っと深く知りたい!」と思いこの本を買うことにしました。

実際に読んでみて分かったのは、

クレノアキ
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「忙しい情報発信者」は録音したものを編集せずに発信でき、

「忙しい情報受信者」は、「ながら聴き」を通して情報を得られるよ、ということです。

プロローグ

クレノアキ
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ボイステック革命によって、僕たちの生活がどう変わるのかを、「声」の物語で紹介されています。

ぜひ聴いていただいて、「声」の世界に触れてみてください。

引用:Voicy-ボイステック革命-プロローグ

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いかかでしたか?

音声アシスタントが、生活に溶け込んでいる様子を想像できたかと思います。

クレノアキ
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この「プロローグ」の音声のような形で、

書籍「ボイステック革命」の、

「はじめに」や「おわりに」なども、

ページ中のQRコードを読み込むことで、

音声として聴くことが出来ます。

ボイステックとは

ボイステックとは、Voice(音声)Technology(テクノロジー)をかけ合わせた言葉で、

人間の音声を認識・処理する技術全体を表します。

ボイステックは、主に以下の6つの構成要素から成っています。

  • 音声認識
  • 話者認識
  • 感情認識
  • 音声合成
  • テキスト変換
  • 自動翻訳

ボイステックとは

音声を扱う技術のこと

スマホ以来の大革命がやってくる!

2021年1月末にやってきたクラブハウスブームを境に、ながら聴きの良さが徐々に浸透していき、日本でも音声コンテンツが、注目されるようになりました。

クレノアキ
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これは、単にインターネットで扱われる「テキスト、画像、動画」の中に「音声」が加わっただけではありません。

なぜこれが「革命」と呼べるほどの大きな変化になるのか、腹落ちするためには、「人と情報の接点」について考える必要があると著者は言います。

人と情報の接点、いわゆる「インターフェース」は、過去に何度か大きく変化してきました。

例えば大昔は、情報を伝えるためには直接相手に会わなくてはなりませんでした。

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ある情報を伝えようと人に会いに行っても、たまたま相手が不在で会えなかったり、

せっかく会えて情報を伝えることができても、相手がその情報を忘れてしまうこともあったと思います。

ですが、文字が生まれてからは、情報を書き残すことができるようになります。

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文字が読める者同士であれば、情報を伝えることは容易です。

そのため、文字を理解し、書き残すことができる人たちが力を持つようになります。

次に、印刷という技術が生まれます。

「印刷」によって、情報をコピーして拡散することが可能になります。

そこで、貼り紙、本や雑誌、新聞などの媒体が生まれ、メディアが力を持つようになります。

さらに、ラジオやテレビが誕生します。

これにより、多くの人が同じ情報を得られる環境が生まれ、膨大な情報や人、お金の集まる市場が誕生します。

このあたりから、インターフェースにおける革命の周期が急速に短くなっていきます。

パソコンは、誰もが情報を発信することを可能にし、同時に、好きな映画、好きな情報、求める情報を能動的に取りにいけることを可能にしました。

情報量が爆発的に増え、その中から求める情報を探し出すための検索技術も進みました。

スマホは登場当初、「ただの”小さな”パソコン」と揶揄さていましたが、

実際には、いつでもどこでも情報の発信・受信ができるようになり、人々の生活をガラリと変えることとなりました。

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さらに、スマホ利用者一人ひとりに適した広告の表示が可能になり、広告ビジネスが加速し始めます。

音声は「楽に情報を得る」の究極系

こうした一連の変化を、「流通する情報量が増加」と捉えるのは少し違うと著者は言います。

世の中は、情報を得るために起こる「生活の犠牲度」が減少する方向に動いている。

人は、できるだけ楽に情報を得て、生活を豊かにしたいと願う。

インターフェースは、こうした人間の「楽に情報を得たい」という欲求に合わせて、急速に変化してきたのだ。

ボイステック革命 p44

わざわざ自分が足を運ばなくては情報を得られなかった、伝えられなかった時代から、「印刷」の誕生によって、情報を持つ人のところに出向かず、情報を得られるようになりました。

そして、ラジオやテレビさえあれば、家に自動的に情報が届く時代になりました。

パソコンは、ラジオやテレビと違って、好きなときに自分が求める、ありとあらゆる情報を手に入れることを可能にしました。

さらに、スマホによって、パソコン、テレビやラジオのあるところまで行かなくても、自分の手の中で手軽に情報を手に入れられるようになりました。

ボイステックの世界になると、情報を得るために費やす手間や時間はさらに減ります。

画面に縛られることなく、いつでもどこでも情報を手に入れられるようになるからです。

クレノアキ
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そう。

人間の「楽に情報を得たい」という欲求が行きつく、究極の形が「音声」なのです。

引用:ボイステック革命

ボイステックの「市場」としての魅力

テキスト、画像と来て、いま多くの人が着目しているのは動画市場です。

いずれも「目」を占有しないと成り立たないメディアです。

だからこそ、おのずと1日のうちに「見る」ことができる時間は限定されてしまいます。

コロナ禍前の、通勤前提の会社員や学生であれば、通勤、登校中の電車やバスの車中、昼休み中、帰りの電車やバスの車中、帰宅後の自由時間、せいぜいそのぐらいです。

一方、「耳」の可処分時間はというと、

朝の身支度をしながら、朝食を食べながら、仕事をしながら、勉強をしながら…。

移動しながら、家事をしながら、通勤しながら。

誰かと会話するとき、寝ているとき以外はいつでも両立できます。

引用:ボイステック革命

音声の最大の特徴は「ながら」ができることにあります。

よく問題視される「ながらスマホ」も画面を見るのではなく、音声だけなら問題ありません。

加えて、ワイヤレスイヤホンの普及によって、さらに「ながら聴き」は容易になりました。

日本国民全体での、睡眠を除いた行動時間のうち、ながら聴きが可能な時間をさっと計算してみると、1週間で約8.9億時間になります。

比べて、テレビやスマホなど、「目」のメディアが競合している時間は1週間で約2.5億時間。

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耳は目の3倍以上の可処分時間の「在庫」を持つことになります。

引用:ボイステック革命

発信者が爆発的に増加する未来

ボイステック市場は、ウェブサイト上のテキスト情報や動画などとは似て非なるものだと著者は言います。

それは「発信者」と「受信者」に分けて、テキストや動画に起きた変化に注目しながら分析して考えると見えてくるものだと。

まず初めに挙げられるのは、いつでもどこでも聴ける(受信できる)ようになることで起きる、受信者側の爆発的な増加です。

しかし、本当に注目すべきは、発信者側の方にあると著者はいいます。

この発信者側の変化は、受信者側の変化よりもかなりインパクトの大きいものです。

インターネット前の時代、テキストによる情報発信は、一部のプロの書き手に限定されていました。

発信するすべは出版社や新聞社が独占しており、受信が簡単な一方で、発信はそれほど容易ではありませんでした。

それは動画にも共通して言えることです。

動画を配信するためには特殊な機材が必要で、それらを抱えたテレビ局が情報発信を一手に担っていました。

これらを一気に大衆化させたのが、インターネットであり、パソコンやスマホです。

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今は、ブログやSNSなどで誰でもテキストで情報発信ができるし、

スマホさえあれば簡単に動画を撮影して、YoutubeやTikTokなどにアップできます。

しかし、いくら大衆化したとはいえ、テキストによる情報発信も動画による情報発信も、それなりの手間と時間がかかります。

10分で読み終わるテキストでも、いざ書くとなると10分間では書き上げられません。

動画になるともっと時間はかかり、10分の作品を作るのに何時間もかけることになります。

その結果、今、テキストや動画で情報発信している人は、その道のプロか、手間と時間をかける余裕のある人のどちらかになっていると著者は言います。

クレノアキ
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「書いたり、動画を作ったりするプロではないが、豊かな経験を持ち、多くの人に関心を持ってもらえそうな情報を持っているけど、忙しくて発信する時間がない

という人は発信する機会を持てずにいたのです。

それに比べて、音声による情報発信は非常に手軽で簡単かつ、時間がかかりません。

編集を加えるよりも、むしろ思ったことをそのまま届けることに価値のある音声であれば、10分の音声コンテンツを作るのにかかる時間は、ほぼ10分です。

特殊な機材を揃えなくもいいし、身なりや周辺環境を整える必要もありません。

スマホの録音機能があれば、すぐに発信できるのです。

「音声」によって忙しい人が繋がる時代が来る

音声は、「忙しい情報発信者と忙しい情報受信者をつながくことができるメディア」だと著者は言います。

今までは、時間に余裕がなく、発信したくてもできなかった「情報発信者予備軍」と、

画面を見る時間がなく、「ながら聴き」ができるコンテンツを求めていた忙しい人たちが、「音声」を通してつながることが可能になりました。

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「有名企業の社長」や「芸能人やインフルエンサー」など、テキストや動画で情報発信をする時間がないほど、忙しい人の話を聴けるようになったのです。

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音声は、発信のハードルを大きく下げ、これまでにはない一次情報の受信を可能にしました。

心の動きをリアルに伝える声

音声による発信には、「炎上しにくい」という特徴があると著者は言います。

ツイッターやブログなどのテキストメディアで、些細な誤解から炎上することが見られるが、音声だとそれは起きにくいと。

例えば、「あいつ嫌なやつだよな」というフレーズ。

テキストだと単なる陰口としか受け取れませんが、音声の場合だと、相手に対する敬意を込めることで、全く反対の感情を伝えることが出来ます。

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聴き手は、声に込められた感情や意図なども一緒に読み取ってくれます。

「人に伝えたい!」と思ったとき、テキストだと「書く」という手間があります。

それに加えて、意図しない炎上を防ぐため、読み手の誤解を招かないよう表現に気を使う必要まであります。

おのずと、発信に対しての熱量は薄れ、自分が満足する内容を発信することはできません。

クレノアキ
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ですが、音声であれば、「伝えたい!」と思った内容を、熱量そのままですぐに聴き手に届けることができます。

高齢者を救うボイステック

これまでに起きた、パソコンやスマートフォンの画面中心の変革は、高齢者が授かる恩恵は限定的なものでした。

様々な手続きが画面で行われるようになり、各所の電話窓口は縮小しました。

店舗スタッフが減少したため、対面で質問することも難しくなりました。

インターネットの変化が起きる度に、画面操作に抵抗感を持つ高齢者は取り残されていったのです。

操作方法がわからない、慣れないだけでなく、小さな文字が読みづらい。

また、

  • クリック
  • ダウンロード
  • アカウント
  • シャットダウン

など、今まで馴染みのなかった専門用語が壁を作りました。

こうした操作性の面からも、高齢者にとって音声は、画面操作よりも格段に扱いやすいものです。

音声認識の精度が上がれば、機器側が発した説明について、聴き手が理解できない言葉があれば、説明を言い換えたり、詳しい説明を付け加えたりして対応できます。

音声によって、買い物や手続きなどの利便性の向上だけではなく、孤独感や孤立が悩みとなっている高齢者を精神的に支えることも出来ます。

離れて住む家族とのコミュニケーション、友達や話し相手との交流、日常の困りごとの相談や雑談、健康管理など、

高齢者の力になれる分野は幅広くあります。

また、音声認識による文章の読み上げ、音声アシスタントによる音声操作などは、高齢者だけでなく、視覚に障害があって不便を感じている人の助けにもなれます。

クレノアキ
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ボイステックの世界が広がることで、画面に偏っていた世界がより便利に、豊かになるのです。

終わりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回は、書籍「ボイステック革命」を紹介させていただきました。

今来ている、「音声の波」を察知し、どう波に乗るかを考えるタイミングだと思います。

この記事を通して、「音声の可能性」に興味を持った方が一人でも増えると嬉しいです。

この本「ボイステック革命」の著者である緒方憲太郎さんが運営しているスマホアプリ「Voicy」のリンクを貼っているので、気になった方はぜひインストールしてみてください。

では。

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