書籍「大きな嘘の木の下で」で学ぶ、世の中のウソを見抜いて豊かになる方法![書評]

引用:Amazon

クレノアキ
クレノアキ

どうも!書評ブロガーのクレノアキです。

この記事では、

  • この本の著者である、OWNDAYSの社長どんな人なの?
  • 書籍「大きな嘘の木の下で」を買う前に、どんなことが書いてあるのか少し知りたい

という人のために、書籍「大きな嘘の木の下で」を実際に読んでみて心に刺さった、皆さんにおすすめしたい以下3つのポイントを紹介します。

  • 著者である田中修治さんの魅力
  • 幸福論のウソ
  • お金論のウソ
クレノアキ
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目次を用意してあるので、気になったところからでも読んでいただけると嬉しいです。

世の中にある成功本やビジネス本では、「行動しろ!」「行動した奴が勝つ! 」

といったようなことが書かれてることがほとんどです。

クレノアキ
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ですが、この本「大きな嘘の木の下で」は、

まだ行動を起こせていない人に寄り添って書かれているので、

あまりプレッシャーを感じず、読み進めることが出来ます。

著者の田中修治さんについて

この本「大きな嘘の木の下で」を執筆したのは、田中修治さんという方です。

田中修治さんはメガネブランド「OWNDAYS」の社長を務められている方です。

14億もの負債を背負った会社を買収し、奇跡のV字回復を成し遂げた実話を綴った小説「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」は、ドラマ化されたことで話題となりました。

クレノアキ
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この小説に登場する田中修治さんは、

リスクを負ってでも果敢に挑戦していく破天荒な方でした。

クレノアキ
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ですが、実際に「大きな嘘の木の下で」を読んでみて、

田中修治さんは、

「ピンチはチャンス」という思考ではなく、

クレノアキ
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ピンチを理解した上で、リスクをとり冷静に挑戦していく、

負けない戦い方をする方」だと分かりました。

個人的な見解ですが、この本「大きな嘘の木の下で」は、これから新しくOWNDAYSに入社する人に向けて書かれている社内報のように感じます。

OWNDAYSへの入社を目指している人は、読んでおいて損はないと思います。

幸福論のウソ

僕は「幸せ」という言葉をほとんど口にしない。

だって、僕にとって「幸せ」という言葉は、意識すればするほど、

迷宮にはまり込んでしまう不幸の呪文のようにしか聞こえないから。

引用:「大きな嘘の木の下で」- 田中修治

「幸せ」という不幸の呪文

「幸せ」という言葉を無意識のうちに使っている人は多いと思います。

ですが、著者は「幸せ」という言葉を安易に使ってはいけないと言います。

「幸せ」という言葉を使うと、かえって不幸が増えていくような気がする。

僕に言わせれば、「幸せ」という言葉は、まるで不幸の呪文なのだ。

引用:「大きな嘘の木の下で」- 田中修治

「幸せと感じるかどうか?」は結局、その相手の感じ方次第で変わってしまいます。

こちらが「幸せにしたい」と思って、頑張ってみたとしても、その行為によって相手が幸せを感じられるかどうかは、受け手の気分に左右されます。

また、何を「幸せ」と感じるかは100人いれば100通りの形があります。

それだけではなく、何によって幸せを感じることができるかは、その人のライフステージ、成長のステージによって常にコロコロと変わるものでもあります。

自分の子どもがまだ小さければ、目先のお金が多少増えることよりも、決まった時間に家に帰れて、子供と過ごす時間をしっかりと取れるほうが幸せな人もいます。

ですが、子どもが大きくなり進学して学費がたくさんかかるようになると、もっと収入を増やす必要が出てきます。

そうなってくると、「休日なんていらないし、残業だってバンバンするから、子どもの為に稼がせてくれ!」と思う可能性もあります。

幸せという言葉は「状態」を表すものではなく「感情」を表すもの

「○○さんを幸せにしたい」というのは、そもそも日本語の使い方が間違っていると著者は言います。

24時間、365日、幸せがすっと続くような状態なんて、危ないクスリでもやってない限り保てるものではないと。

「おいしいご飯を食べた。おいしい。幸せ…。」

この幸せという感情は、その前に「お腹が減った」という苦痛があって初めて生まれる感情です。

さらに、幸せというのは「相対的」なものでより感じやすくなるという、厄介な側面を持っています。

「幸せ」という感覚は、人と比較した際によりハッキリと感じられるものです。

自分の給料が700万円でも、さらに下の500万円の人がいると、

「俺は彼らよりもらっているな」と思い優越感を抱くことができます。

そこで、社員全員の給料を同じにしてみても、

「あいつより俺のほうが頑張っているんだから、あいつと同じ額ではおかしい」や、

「あの人が1000万円なら、私は1500万円もらわないと嫌だ」

などといった不満が生まれてきます。

ここで勘違いしてはいけないのは、「給料がいくらになっても幸せになれるわけではないから、安い給料で満足しないといけない」と思ってしまうことです。

田中修治さんが伝えたいのは、

幸せや不幸という「感情」はすぐ隣にいる誰かと比べたときに強く感じやすいとうのは、間違いのない事実である、ということです。

病気をして身体を壊したり、交通事故にあって大怪我したりした人を見ると、

「自分は健康でいられるだけで良かったな」と幸せを感じられます。

「生きてて良かった」と思えます。

他人の不幸を目にした際にも、幸せを感じます。

テレビなどで、貧困に苦しむ人や暴力の犠牲になった人を見ると、

「自分は平穏に暮らせていて良かったな」と幸せを感じます。

ですが、そんなことでいくら幸せを感じても、自分の人生は何一つ明るくなりません。

さらに、この考え方のたちが悪いのは、自分の人生にやり場のない憤りや不満を抱えている人は、

常に自分よりも悪い境遇の「誰かの不幸」を探し回るようになってしまうことです。

その考え方がさらに加熱すると、今度は自分の幸せを実感するために、逆に他人を不幸にしようとしてしまう人が出てきます。

誰かを罵り、Twitterで罵詈雑言を浴びせているような人たちはその典型です。

そういう人たちは、幸せを実感するために無意識のうちにそういう思考回路になっていってしまいます。

幸せを求めるほど、かえって人間は醜くなっていきます。

ですが、そんなことで感じられる幸せは自分の人生に何ももたらしてはくれません。

だからこそ「幸せ」という言葉は、「不幸の呪文」なのです。

「幸せ」という言葉に秘められたウソに一度気づいてしまうと、人に対して安易に「あなたを幸せにする」とは言えなくなります。

「幸せになるかどうか」はその相手一人ひとりの感じ方の問題なので、自分にはどうすることもできないからです。

それでは、何を基準にして、人生を生きれば良いのでしょうか?

「幸せ」と感じるかどうかは、相手次第だということはわかりました。

かといって大切な人に「お前のせいで不幸になった」などとはできれば言われたくはないと思います。

そこで田中修治さんが行き着いたのが、

「幸せ」ではなく「豊かさ」を基準に考える

ということです。

幸せを感じられる瞬間は、自分が豊かになった瞬間に感じられることがほとんどです。

しかし、「豊かさ」は必ずしも誰かを貶めなければ感じられるものではありません。

豊かさは相対的な要素が少なくてもきちんと実感することができるのです。

豊かさなら、ある程度絶対的な基準を持つことができるのです。

「人生においての豊かさ」とは何もお金に限った話ではありません。

30万円の給料が50万円になった。

これは確かに豊かさの1つです。しかしそれ以外にも、

  • 新しい知識を学んだ
  • 新しい技術を習得した
  • 海外の見知らぬ土地に行って新しい体験をした
  • 新しい友達が増えた
  • 新しい考え方を学んだ

などのお金以外で豊かさを感じられるものもあります。

こういったものも全部、人生において大切な「豊かさ」となります。

昨日まで自分になかったものが、今日、新しく増えた状態。

お金だけではなく、知識や技術に経験、地位や名声、人脈、行動力など、自分を成長させるものすべてが「豊かさ」なのです。

誰かを「幸せにしよう」とは考えず、「豊かにしよう」と考える

  • 奥さんや旦那さんを豊かにしよう!
  • 子どもたちが豊かな人生を送れるようにしよう!
  • 社員を豊かにしよう!
  • 自分も豊かになろう!
  • 社会を豊かにしよう!

そう考えることで、自分が今やるべきことがはっきりと見えてきます。

幸福度ランキングが低い日本

今現在、世界の幸福度ランキングで日本はとても低い位置にいます。

物質的にはこれだけ豊かで何の不自由もない国ですが、日本人の幸福度はとても低いものです。

これこそ、比較して得られる「幸せ」という不幸の呪文に多くの日本人が囚われてしまっている証拠です。

日本の幸福度が低い大きな原因は「日本は島国」ということにある、と著者は言います。

日本は国土が他国に接していません。

日本より貧しい国が地続きで隣にあれば、「日本に生まれてよかった」と思うことができます。

ですが、日本人は、自分たちより過酷な境遇で生きている方々を間近で見る機会があまりありません。

だから、「自分たちは不幸だ」と思い込みやすいのです。

韓国と北朝鮮の方々は隣り合って生活しています。

国境を超えると、自分と同じ民族が同じ言葉を話しているのに所得が約20分の1になってしまいます。

十分な医療を受けられず、先進国では大したことのない病気でも亡くなってしまう人が大勢います。

日本人には日本人しか見えていないと著者は言います。

もしすぐ隣に自分より劣悪な環境で苦しみもがいている人たちがいたら、

「せっかく自分は、こんなにいい環境にいるんだし、もったいないから、諦めずに頑張って努力してみよう」

という気持ちになります。

しかし、自分がすでに手にしている豊かさに気づけにいると、自分の境遇を必要以上に悪く捉えてしまい、挑戦することを諦めてしまいます。

自分で自分の可能性を潰してしまっているのです。

今の日本人は、日本に生まれた時点で、人生を豊かに生きていくために必要な可能性をたくさん享受しています。

日本のパスポートを持っていれば、世界中の色々な国に行くことができます。

ですが、それは日本から出てみて初めて気づくことです。

結局、人間は配られたカードで勝負するしかありません。

だからこそ、今自分が置かれている状況に嘆き悲しんでもしょうがないし、

自分よりいいカードを持っている人を妬んだり、持っていない人を蔑むことにも意味はありません。

自分に配られたカードの可能性を最大限に活用して努力し、自分がいかに成長して豊かな人生を送れるかを考えたほうが人生は絶対に楽しくなります。

だからこそ、不安を煽り、さもあなたに有利なカードが配られていないかのように思わせようとする人に安易に惑わされてはいけません。

お金論のウソ

今を生きるほとんどの人が口には出していなくても、「お金持ちになりたい」と心のどこかで思っていると思います。

それは当たり前のことだと思います。様々な豊かさを手に入れるための道具であるお金はたくさんあるに越したことはありません。

では、お金持ちになるためにはどうすれば良いのか?

それは、

「目の前にあるお金は、ただの紙だ」と認識することが大切

と、著者は言います。

どういうこと?

お金はただの紙切れじゃなくて、とても重要なものでしょ?

と思った人も多いと思います。

しかし、お金持ちほど実は「お金なんてただの紙切れだ」と思っていると著者は言います。

逆に、お金を持っていない人ほど「お金が大事だ」と思っているのだと。

お金の正体は、なんてことないただの紙切れで、単なる「交換ツール」にすぎないと著者は言います。

自分が持っているものと、誰かが持っているものを交換することで、全ての人は毎日を生きている。

人里離れた山奥に一人きりで暮らして自給自足の生活でもしない限り、毎日必ず何かしらの交換をしなければ暮らしていけません。

これは、仕事にも共通して言えることです。

仕事とは、単純に言えば「自分の時間とお金を交換しているだけ」と、著者は言います。

サラリーマンは、会社に対して、自分の時間を1日8時間提供する。

この8時間と引き換えに、会社から1日1万円を受け取る契約の場合、それはただ単に時間とお金の交換をしているだけに過ぎません。

そう考えたときに、その交換が割に合うと思うのなら、そのまま働く。

割りに合わないと思うのなら、その仕事を辞めるか、割に合うだけのものをお金にプラスして受け取るようにしなければなりません。

人は無意識のうちに時間を無駄にしてしまう生き物です。

特に若いときは、時間が無限にあるかのように錯覚してしまいます。

でも実際には、時間こそ限りある資源であり、人生で何ものにも代えがたい大切なものです。

お金は手に入れて失っても、また手に入れることができます。

ですが、時間はただ失うことしかできないのです。

「交換」の意味を理解すると、自分が提供できる時間の価値を再認識しやすくなります。

自分の貴重な時間を、お金とだけ交換するのではなく、人脈や経験、技術や知識など、お金以外の「何か」もプラスして手に入れようとする姿勢が大切です。

「不利な交換」から抜け出せ!

給料の高い人というのは、「会社にとって交換できるものをたくさん持っている人」だと著者は言います。

一方で、交換できるものが時間と体力ぐらいしかない人は、どうしても時給が下がってしまいます。

それは、お金と交換できる「もの」が少ないからこそ起こることです。

要するに、お金と交換できる「何か」を増やしていくことがお金持ちに近づく秘訣なのです。

自分の貴重な1時間と千円札を交換し続けるような「不利な交換」を続けている限り、いつまでたっても貧乏のスパイラルから抜け出すことはできません。

お金をたくさん手にしたければ、労働の対価としてお金を受け取ったときに、「お金がもらえてラッキー」という単純な発想から「これは得な交換なのか?」という発想に切り替える必要があります。

自分の時間を「お金」だけと交換するのか、「お金+α」と交換するのか、その積み重ねによってお金と交換できる選択肢が増えていきます。

お金持ちになりたいのなら「交換の達人」を目指せ!

お金を扱うときは、「高い・安い」ではなくその交換が自分にとって本当に価値があるだろうか?」と考えることが重要です。

お金持ちとは、「お金と何かを交換するのがすごく上手な人」だと著者は言います。

人生とは、常に何かしらの交換を繰り返しながら、自分の持っているものを増やしていく「ゲーム」のようなもの。

ゲームだから、プレイすればするほど交換の仕方はうまくなっていきます。

「これは不利な交換だ」「これはお得な交換だ」というのが感覚で分かってくると、自分がどんな交換をすると、手にするお金が増えていくのかもわかるようになります。

だからこそ、若いうちはどんどんお金を使ってたくさんゲームに参加して、感覚を磨いていくことが大切だとなのだと思います。

毎月3万円の貯金をするくらいなら、その3万円でいろんな人と会って、仲良くなって、遊びにいって、いろんな体験をする。

もしくは本を買って読んで、何かを学び、いろんな知識を身につける。

そんな経験が、どこかで実を結ぶのではないかと思います。

終わりに

今回は、書籍「大きな嘘の木の下で」実際に読んで、自分の中の価値観が変わったポイントを紹介させていただきました。

この記事や、原著を読んで自分の中の固定観念や価値観をアップデートし、豊かに生きられる人が増えることを切に願います。

では。

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